海洋・洋上構造
海洋インフラおよび洋上エネルギー向けの構造技術。
深海エネルギー供給
水中ロボットや海中ドローンに向けたエネルギー供給・充電インフラ。
風力発電支持構造
水平軸・垂直軸風力発電システムに向けた先進的支持構造。
海中物流
海底材料ハンドリングおよび水中輸送チェーンに関連する技術。
MARINE PROTON海洋ロボットフリート向け海底電力インフラ
私たちは、水中で活動する海洋ロボットや各種機器へ、その場で電力を供給するためのモジュール型海底電力ハブを開発しています。
課題:海洋ロボットにはインフラが必要です
水中で長時間活動するためには、ロボットが頻繁に海面へ戻ることなく電力を利用できる環境が必要です。
しかし、機体ごとに必要な電圧、電力、接続インターフェースが異なるため、複数のロボットで共用できる電力インフラを構築することは容易ではありません。
私たちの目標は、複数メーカーの水中機器に対応できるモジュール型電力プラットフォームを実現することです。
私たちの原則:環境に抗わず、その利点を活かす
Marine Protonは、最初から海洋環境での使用を前提として設計します。
周囲の海水を放熱に活用することを目指しています。また、水圧下での運用に向けて、重量のある耐圧容器への依存を減らすため、固体封止された電力部品・モジュールの活用を検討しています。
この考え方については、プロトタイプの開発および水中試験を通じて検証していきます。
本図はコンセプトイメージです。記載されている機能は現時点での設計目標であり、今後の試験・検証により確認していきます。電源については、複数の代替的な供給方法を示しています。
Marine Protonとは?
Marine Protonは、陸上電源、船舶、洋上エネルギー設備などの外部電源から電力を受け取り、必要な形に変換した上で、複数の負荷へ分配するシステムです。
個々の電力モジュールから、水中ロボットの充電システム、センサー、その他の海底機器へ電力を供給することを想定しています。
モジュール型アーキテクチャにより、異なる負荷への対応、容量の拡張、個別モジュールの交換を可能にすることを目指しています。

産業用システムの開発目標
  • 運用水深:最大6,000 m
  • ハブ総出力:最大500 kW
  • 用途:海洋ロボットフリートを支える海底電力インフラ
これらは将来の産業用システムに向けた開発目標です。
最終的なシステム構成、出力、運用水深は、顧客要求および試験結果を踏まえて決定していきます。
最初のプロトタイプ:MP-8
最初の技術実証機として、1 kW、2 kW、5 kWの3つの電力モジュールで構成される合計8 kWのMP-8を製作・試験する計画です。
MP-8では、主に以下を検証します。
  • 電力変換・分配
  • 各モジュールの動作
  • 電気的保護
  • 熱特性
深海の水圧に対する耐性については、別途、専用の試験プログラムを実施する必要があります。
開発ロードマップ1. 要求条件の定義
最初の用途を選定し、潜在ユーザーとともに技術仕様を具体化します。

2. MP-8の製作・試験
試験設備上で、主要な電気特性および熱特性を評価します。

3. 水中・圧力試験
絶縁、冷却、各部品の動作を評価します。

4. 産業パートナーとのパイロット開発
特定用途向けに実機を統合し、実際の運用条件下で性能を評価します。

5. システムのスケールアップ
技術検証の進展と市場要求に応じて、出力容量および対応水深を拡大します。
現在の状況
現在、私たちは技術仕様の具体化を進めるとともに、MP-8の製作準備を行っています。
モジュール型システムの基本コンセプトを構築し、海底電力機器に関する技術的解決策について特許出願を行っています。
現在、技術的なフィードバック、パイロットパートナー、日本の産業界とのつながりを求めています。
水中ロボティクス、海洋機器、電力システムに取り組む日本企業をはじめ、研究機関、試験機関の皆様との意見交換を歓迎しています。
お問い合わせ
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